2012年11月24日土曜日

NFS MW レビュー

久々にポスト。

さて、Need for Speed Most Wantedがついこの間リリースされたわけですが、
とりあえずスタッフロールまでいったのでレビューでもします。


まずは今作の特徴

・オープンワールドで繰り広げられるノンストップレースバトル(パッケージより引用)

NFSシリーズではやや当たり前となってるオープンワールドシステムが採用されている。
とはいえ、今までの作品と比べると走行可能エリアがやたら多く、「メインルート+わき道」という程度のレイアウトだった従来のものとは異なった印象。

・Criterion Gamesが開発。

Criterion Gamesといえば今や"Burnout Paradise"や"Need for Speed : Hot Pursuit"で成功したデベロッパーとして知られている。
今作ではこの2タイトルで使用したシステム面などを活かした作りにしたようである。

 ここまで見るとやけに"Burnout Paradise"と印象がカブっている。
 また、NFSのタイトルを掲げており、NFSらしいストイックかつアーケードライクなゲームになるんだろうという想像もしていた。

いろいろと想像してみてから実際にプレイをしてみるとやはり良い点悪い点が浮き上がった。


+ 良かった点 

・Easy Drive
 Burnout Paradiseなどで使用されたクイックアクセスメニュー。
 いちいちメニューを展開してゲームを止める必要が無いので快適なプレーが出来る。

・バラエティに富んだ収録車種
 今までの"スーパースポーツカーオンリー"のような車種セレクトではなく、Ariel AtomやBAC Monoといったオープンホイールスポーツだったり、F-150 RaptorやEvoqueなどのオフローダーもキッチリ収録されている。

・レコードアタック要素が濃密
 タイムやスコアを競うといった要素はBOPやNFSHPでは限定されたものであったが、今作はいたるところに散りばめられている。


- 悪かった点

・活かしきれていないオープンワールド
 今作のマップは退屈そのもの。従来作品と比べた走行可能エリアは広がっており、様々なポイントに進入できるのだが、"ぶっ飛んでる"とは言いがたいランプや、面白みのない建物、都市らしさの欠乏といったものからただ広いだけになっている。
 いろいろ作りこんでいるのかもしれないが、何故だかマップが非常につまらない。

・作業感が否めないイベント構成
 マップがつまらないせいか、それをぐるぐると同じように回り続けなければならないイベント構成もあまり良いものとはいえないし、イベント自体も数が少ない。
難易度がストイックになったお陰でイベント自体はやりごたえがあって良いのだが、単調さと少なさのおかげでパーツ集め以外に何度も繰り返しやる気力が起きない。

・リンク感の薄いシングルプレイヤーとマルチプレイヤー
 ただでも作業感がしているというのに、マルチプレイヤーではシングルプレイで獲得したMODパーツは使えず、一からアンロックする必要がある。同様にカラーリングも解禁していかねばならない。一種の拷問。

・不安定な挙動(個人差)
 車の挙動は不安定で従来作品と比べると難易度はやや高くなったように思える。
しかしただ単純に”難しい”といったものではなく、”乱れる”場面というのがよくある。
 不安定さは大きなマイナスポイントとは思えないが、今作のようなアーケード感の強いゲームでこれをやられてしまうと、みるみるうちに爽快感が無くなるので歓迎できない。


<総括>

オールドスクールなスコアアタックを楽しむのにはもってこいのゲームである。
タイムアタックだけでなく、ジャンプ距離や通過速度といったものでフレンドと競い合える。
独特の挙動であるから絶対的な攻略法が完全に見出しにくいので、長く楽しめる事柄といえる。
プレイヤーの心持次第でいくらでも出来るというわけだ。
 ゲーム自体が用意してくれているボリュームは寂しいかぎり。
「きっとここから面白くなる」を何度も繰り返してラストまで到達してしまった。
シングルプレイヤーは盛り上がりの要素に欠けるし、Criterionらしいぶっ飛んだ展開もない。
隠し要素というものもなく、後に開放される事柄は全て把握できてしまう。
 マルチプレイとのリンク感が少なく、二度手間気味になってしまっているという点はEasyDriveからの気軽なアクセスとは真逆であり、なんとも皮肉というかなんというか。
マルチ側に与えるべき別の要素と分量を間違えてしまったような気がしている。

個人的な評価は低いものだと思う。今後のDLC展開などに期待をするものの、ゲームのベースメントがこういった状況であるから、不足感の補填にはならないという予感がしている。


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